こんにちはビグバレ（Twitter＠bigubare)です！
2020年のコロナショックから１年が経過。まさか日経平均30,000円超えてる今があるとは思ってもみませんでした。2021年2月27日更新。
日経レバとは。
NEXT FUNDS 日経レバレッジ・インデックス連動型上場投信（１５７０）
商品概要
日々の騰落率を日経平均株価の騰落率の２倍として計算された指数。
ただし、２倍の変動率はあくまで１日の騰落率で、保有する期間では２倍になりません。
特徴
・連動する相場では元本が膨らみ、価格の上昇率が大きい。
・一旦、下落すると元本が小さくなるので相場が上昇しても価格回復は小さい。
・続落する相場では元本が縮小することにより、価格の下落が大きい。
・こう着相場、価格の上下幅が小さい相場では価格が下がっていく。
以上のような、ハイリスク・ハイリターン、超短期で利用することが前提で長期保有は圧倒的に不利な商品。購入し思惑が外れたら即、損切りが必須です。
分かってはいるんですけど欲に負けて損切り出来ず。しかもナンピンするというありさま。完全にギャンブルですね。
驚愕の暴落。日経レバへの投資△２５０万円に
日経平均 日経レバ
2月28日21142円 17195円
3月19日16552円 -20.1％ 10330円 -66.4％
２月２８日に購入した日経レバは17195円。３月１９日までに日経平均ー２０％。
一方の日経レバは－６６％。短期で３万円儲ければなんて思ってたら△２５０万円。
もう、暴落していく株価を見るたびに「何で損切りしなかったのか・・・」後悔ばかりの日々です。この時の日経レバ保有は４１４株平均取得価格１３３１４円。
ようやく底入れ？
３月２４日、２０２０年オリンピック・パラリンピックの１年程度の延期が安部首相から発表。
悪材料出尽くし？懸念された「中止」ではなく「延期」で不安心理が無くなり徐々に日経平均も戻り基調に。２４日は１２０４円、２５日は１４５４円。２日で日経平均２６００円の上昇。
暴落も凄ければ暴騰もスゴイです。
奇跡的な価格回復
日経レバ価格も回復へ。△２２５万円だったものが３月２７日には損失０円に。
結果的には保有し続けたことで悪夢のような含み損が回復。この間１０日あまりです、奇跡としか表現がありません。４１４株中、１００株を３月３０日に１３６１０円で売却。
その後も日経平均の回復が続く
人の心情は弱く流されやすいです。緊急事態宣言化のコロナ感染者の減少や、大規模金融緩和による市場刺激策。４月３０日には日経平均２００００円。５月２６日２１０００円。６月１日２２０００円。６月８日に２３０００円回復。３月に１６５００円まで下落がわずか２か月半で６５００円上昇。暴落はリーマンショック、東日本大震災など経験しましたが、こんな短期間での暴騰はたぶん２０年投資をしていますが初めてです。
保有している日経レバを売却
損切りできず、一時△２５０万円の含み損を抱えた日経レバ。相場の上昇に合わせ売却を行いました。
保有４１４株 平均取得１３３１４円
売却
３月３０日 １００株 １３６１０円
５月２１日 １００株 １６５２０円
５月２７日 １００株 １７４６０円
６月１８日 １１４株 １９０００円
６月１８日にはすべて売却しました
レバ系銘柄への投資は…
結果的には△２５０万円の含み損から１３３万円の利益を確保することが出来ました。
しかし、これは一つ間違えば資金を短期間で溶かし二度と相場に戻れなくなる危険性があります。
これを教訓に値動きに頼る投資（ギャンブル）は今後行いません。日経平均の値動きに投資するということは丁か半に賭けることと同様。今回は奇跡的に超短期で相場が最悪期から脱し、しかも回復も過去に例のないものでした。
自分の身の丈にあった納得できる投資を
改めて自分の投資の仕方を考えさせられた２月から６月。夜も寝れない、仕事も手に付かないほどの投資額や短期値幅取りは身の丈を遥かに超えてしまっていて冷静な判断が出来る分けありません。投資に損失は付きものですが自分が納得出来ることが大切です。自分のスタンスは優待・高配当銘柄への投資で配当金などの複利運用が基本。ホントに市場から退場させられなくて助かりました。
